タオルや布団を使った遊び③

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子どもの体と脳の発達を理解し、実際の生活で応用していくために11種類の感覚と機能があります。

その一つに皮膚感覚、深部感覚、感覚処理パターンがあります。



皮膚には様々な刺激を感じ取る機能があります。
皮膚から伝えられる触覚は胎児期の早い段階から発達することが分かってきており、ものに触れた感覚を認識することができます。
触れたことがわかるだけでなく、キメなどの表面の素材を識別することや、凹凸などの判断することもできます。
触覚が機能することで抱っこの心地よさを全身で感じます。
冷たさや温かさで体温を調節します。痛みや痒みを感じてそれを避けようと体を動かしたり泣いたりします。
つまり、皮膚の感覚を通して愛着や心の成長までつながっていくわけです。

お風呂の後、わざと柔らかいタオルでゴシゴシ体をこすってあげたり、冷たい布団にゴロンとする感覚もこうした刺激を研ぎ澄ます働きかけになります。
例えば、タオルや布団を山積みにして登らせたり、布団や折りたたみ式のマットレスをトンネル状に設置して、中をくぐらせる。こうした感覚は深部感覚を刺激します。
布団の上で意味なく飛び跳ねることも、子どもにとっては最高の楽しみです。こうした感覚は感覚処理パターンを刺激します。
同じタオルや布団でも様々な刺激を与え、遊びを膨らめます。

おうちでも楽しんでみてください。



 
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タオルや布団を使った遊び③
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