甘えと甘やかし

カテゴリー │根方先生の保育のお話

毎日、子ども達と密接に関わっていると、本当に我が子のように接している瞬間があります。

時々、先生だってお母さん達と同じように悩む事もあるのです。

先生だって言葉かけ一つで子ども達をやる気にさせるし、逆に思った以上に効果がないこともあります。

抱っこで落ち着く子がいれば、抱っこでは落ち着かず、側で見守る事が効果的に子もいます。

ただ一つ、正解だなっと思ったのが、
「甘えと甘やかしは違う」という事です。

泣かれちゃうから落ち着く為にはとにかく要求を叶えてあげようと思っていましたが、かえってワガママを助長させてしまう事がある事もあります。

御飯食べないなら、お菓子で良いのか?

欲しがるから好きな物しか食べさせない。

これでは偏食は治らないし、保育園に入って慣れない先生達からの食事介助では益々偏食がひどくなってしまうかもしれない。

ガンバってみんなで海まで行こうねってお約束しても「歩きたくない」って途中から乳母車にしがみついていたり、抱っこをせがんでいた子がいます。
でもオヤツを食べたらケロっとして、いつの間にか頑張って歩いているうちに海に到着!

たくさん遊んで、お昼寝もコロってよくあるパターンです。


今日は寝ない!ってグズグズしていた子が「眠れないなら、体を休めていればいいよ」ってお布団に入ったら知らない間にコトンと寝てる・・そんな様子が見られました。


今日は特別に起きて遊んでいても仕方ない・・
お昼寝ができない理由には特別ルールが足を引っ張り、昨日は遊んでもらえたけれど、今日はなんで寝なきゃいけないの?って子ども達を迷わすことがあります。

キチキチの約束では子ども達も辛くなってしまうけれど、
習慣付けは特別ルールばかりでは、子ども達を迷わせて甘やかしてしまうのかもしれません。

必要な甘えはお家でいっぱいもらい、愛情いっぱいに育ててもらいている子ども達。

ちゅーりっぷでの生活の中では、頑張る事も我慢や約束を守る事も覚えています。

でもちゃんと受け止めてみんな成長できています。

みんなの笑顔がその証拠です。

本当に良い子達を託してもらえて感謝しています。





 
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